めでぃかるまん

プライベートなので、雑です。悪しからず…。

20210417ジキタリスは心拍出量を上げ心拍数を下げる・胆のうがんは腺癌・自己免疫性肝炎の特徴はロゼット形成・AE肝ウイルスのみ経口感染・B肝ウイルスのみDNAウイルス・肝血管腫は動脈相CTで白く映る・間接ビリルビンは脂溶性・骨格筋と心筋はカルシウム放出の機構が異なる・リボソームは単位膜を持たない

ジギタリスは,Na+ポンプを直接阻害し,心筋細胞内Ca2++濃度を上昇し,心収縮力を増加させ,心拍出量を増加する.一方,中枢性に迷走神経の緊張を高め,心拍数を減少させ,房室伝導を遅延させる.

 

アドレナリン受容体のサブタイプの分布と効果器への作用
 

α1

α2

β1

β2

β3

発現部位

血管平滑筋

自律神経前シナプス

心臓

気管・腸・血管平滑筋

脂肪細胞

効果器への作用

Ca2+の増加による筋収縮

ノルアドレナリン放出抑制,脱分極抑制

Ca2+の増加による脱分極と収縮力の増加

Ca2+の増加抑制による平滑筋の弛緩

熱産生などの基礎代謝

 

内分泌細胞が興奮すると電位依存性Ca2+チャネルが活性化し,細胞外からCa2+流入する.これにより,ホルモン分泌が引き起こされる.

心筋収縮に必要なCa2+は主として筋小胞体から供給されるが,筋小胞体からのCa2+放出には細胞外からのCa2+流入が必須である(Ca2+誘発性Ca2+放出).

骨格筋においては,T管の脱分極が直接筋小胞体からのCa2+放出を引き起こす(脱分極誘発性Ca2+放出).Ca2+チャネルやリアノジン受容体など,興奮収縮連関に関わるタンパク質は心筋とよく似ているが,異なるCa2+放出機構を有することに注意

 

神経線維の分類

GasserとErlangerによる分類

Lloydによる分類

髄鞘

直径

(μm)

伝導速度

(m/s)

神経線維

Ⅰa,Ⅰb

20

120

骨格筋運動線維(遠心性,Aα)

筋紡錘からの求心線維(求心性,Aα,Ⅰa)

ゴルジ腱器官からの求心線維(求心性,Aα,Ⅰb)


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

皮膚触覚,皮膚圧覚(求心性)

 

筋紡錘運動線維(遠心性)

皮膚温度感覚,皮膚痛覚(求心性,鋭い痛み)

B

 

交感神経節前線維(遠心性)

C

×

0.5

0.5

自律神経節後線維(遠心性,C)

皮膚温痛覚(求心性,鈍い痛み,C,Ⅳ)

 

 

単位膜(unit membrane)は脂質二重層から成り,電子顕微鏡で見ると“暗−明−暗”の3層構造を呈する.細胞膜と細胞内小器官を構成する膜はほぼ全て単位膜から成る.リボソームにはない。

 

・S期…DNAの複製を行う

・M期…分裂期ともいう

 

間接ビリルビン脂溶性である.間接ビリルビンが肝細胞内でグルクロン酸抱合を受けて生成された直接ビリルビンは水溶性である.

 

胆汁の黄金色は胆汁色素による.大部分はビリルビンで,主に脾臓の網状内皮系で赤血球が破壊され,へモグロビンが放出されてできる.このビリルビンは間接ビリルビンと呼ばれ,アルブミンと結合して血行性に肝臓に運ばれる.肝細胞内で間接ビリルビンの80%はグルクロン酸と結合し,親水性のグルクロン酸(抱合型)ビリルビンとなる.これを直接ビリルビンという.直接ビリルビンは胆汁中に排泄され,腸管(特に回腸)において細菌によって加水分解され,水溶性で無色のウロビリノーゲンとなる.ウロビリノーゲンはステルコビリノゲンとして糞便中に排泄されるが,一部は腸から吸収され肝臓に戻りビリルビンとなり,その大部分は肝臓から再び排泄される.これを腸肝循環という.

 

・肝臓のCT

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血管腫で動脈相では腫瘍の辺縁より造影され,静脈相では腫瘍全体に造影剤が停滞している.肝血管腫の典型的CT造影所見である.

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5大肝炎ウイルスの中ではB型肝炎ウイルスのみがDNAウイルスである

A,E型肝炎ウイルスは経口感染であり,B,C,D型肝炎ウイルスは血液感染である

 

ロゼットとは,肝細胞が索状配列を乱し,花弁状に集まり円形・楕円形を成した構造を指す.自己免疫性肝炎の病理組織所見としてみられる

血清IgM高値がみられるのは原発性胆汁性胆管炎である.自己免疫性肝炎では,慢性炎症が続くため血清IgG高値がみられる.

ミトコンドリア抗体は原発性胆汁性胆管炎PBCに頻出する自己抗体である.自己免疫性肝炎では,抗核抗体や抗平滑筋抗体が陽性となる.PBCは中年女性に多い

 

AIH(自己免疫性肝炎)とPBC原発性胆汁性胆管炎)の鑑別
 

自己免疫性肝炎(AIH)

原発性胆汁性胆管炎(PBC

好発

中年女性,HLA-DR4(+)が多い

中年女性,HLA-DR8(+)が多い

自己抗体

抗核抗体抗平滑筋抗体(+)

ミトコンドリア抗体(+)

検査

血清IgG↑

血清IgM,胆道系酵素

合併症

自己免疫疾患

自己免疫疾患,骨粗鬆症脂質異常症など

治療

ステロイド

UDCAステロイドは禁忌),肝移植

 

・胆のうがんはほとんど腺癌。

 

 

20210416アナフィラキシーにはプリックテスト・

・①月経痛→月経困難症,子宮筋腫子宮内膜症を考える.②性交痛→子宮内膜症を疑う.③子宮後屈と移動痛→子宮内膜症,骨盤内感染症を想像する.④卵巣は鷲卵大で可動性はない→周囲に癒着するチョコレート囊胞を疑う.⑤Douglas窩に結節→子宮内膜症を強く考える

 

・プリックテストでは,皮膚に出血しない程度に傷をつけてアレルゲンを滴下し,15分後に判定を行う.アナフィラキシーを含め,Ⅰ型アレルギーを検出できる

20210413小円筋は腋窩神経に支配される・腰椎椎間板ヘルニアは下肢伸展挙上テスト・肺線維症はfine crackle突発性造精機能障害が、男性不妊の原因最多

リボソームはあらゆる生物が有しており,真核生物では粗面小胞体上に,原核生物では細胞質の周辺部に存在する.

 

小円筋は上肢帯の筋である.腋窩神経(C5,C6)に支配される.

大円筋は上肢帯の筋である.肩甲下神経(C5〜C8)に支配される.

上腕二頭筋は上腕の筋肉である.筋皮神経(C5〜C7)に支配される.

 

腰椎椎間板ヘルニアは,椎間板の退行変性を基盤に髄核が突出し,神経根の圧迫症状を呈する.したがって,MRI上での,髄核の脱出や前屈時の放散痛(腰部脊柱管狭窄症では痛くない),下肢伸展挙上テスト(straight leg raising test:SLR)陽性などが特徴である

 

 

Perthes病は,発育期に大腿骨近位骨端部(骨端角)が阻血性壊死をきたす疾患である.壊死は最終的には修復されるが,大腿骨頭の扁平・巨大化,陥没変形や骨端成長軟骨板の障害による頸部短縮,横径増大などの変形を生じる.

 

・突発性造精機能障害が、男性不妊の原因として最も多い.

 

・呼吸音について

A.正常呼吸音(breath sounds):乳児は成人より強く聴こえる.

B.副雑音(adventitious sounds):呼吸に際し正常では聴こえない.

  • 1.ラ音(pulmonary adventitious sounds)
    • a.断続性ラ音(discontinuous sounds)
      気道内に貯留した分泌物の中を空気が通過する際に聴かれる.断続音.
      • 水泡音coarse crackles)(粗):主に吸気・呼気の全時期に聴かれる.
        太い気管支に由来肺炎,(肺胞性)肺水腫慢性気管支炎,気管支拡張症
      • 捻髪音fine crackles)(細):主に吸気後半に聴かれる.閉塞した末梢気道が吸気後半に,急激に開放することに由来.
    • b.連続性ラ音(continuous sounds)
      気管・気管支の狭窄による.吸気・呼気両相にわたって聴かれる.連続音.
      • 笛様音wheezes)(高音性)気管支喘息
      • いびき様音rhonchi)(低音性)COPD,気管支拡張症など
  • 2.その他
    胸膜摩擦音(pleural friction rub)吸気,呼気ともに聴取胸膜炎

20210411(循環器)潰瘍、間欠性歩行、冷感は、下肢閉塞性動脈硬化症・肥大型心筋症では心筋線維が錯綜配列を示す・心膜炎ではST低下はない(aVRを除く)・インドメタシンは動脈管を閉める・右心室肥大ではV1~V3のR波が高くなる・心房中隔欠損はⅡ音固定性分裂・右第1弓は上大静脈・リウマチ熱は僧帽弁狭窄症・バージャー病は閉塞性血栓性血管炎とも呼ばれ喫煙者に多い

・潰瘍、間欠性歩行、冷感は、下肢閉塞性動脈硬化症の典型的な症状である。

 

内腸骨動脈の臓側枝は,下膀胱動脈,男性の精管動脈(女性の子宮動脈),中直腸動脈,内陰部動脈がある.壁側枝は,閉鎖動脈,上殿動脈,下殿動脈,腸腰動脈,外側仙骨動脈がある.

 

右第1弓は上大静脈である.

右第2弓は右房である.右室は左右心房心室の中で最前面かつ中央寄りに位置するため,該当する弓はない.

左第1弓は大動脈弓である.主肺動脈は左第2弓である

左第2弓は主肺動脈である.左心耳は左第3弓である

 

ADHは抗利尿ホルモンであり,体液を血管内に保持し,血圧を維持する方向に働くため,血圧低下時には分泌が増加する.

 

・NYHA分類について

Ⅰ度:坂道や階段を走って登ってようやく息切れが出る.
Ⅱ度:坂道や階段を歩いて登ると息切れが出る.
Ⅲ度:平地歩行をするだけでも息切れが出る.
Ⅳ度:安静にしていても息切れが出る.

 

 

・僧帽弁狭窄症…Ⅰ音の大きさは,左室収縮の亢進甲状腺機能亢進症),左室収縮開始時の僧帽弁弁尖間距離の拡大(PQ時間短縮),僧帽弁の硬化(僧帽弁狭窄症)で亢進する.逆に,左室収縮の低下(拡張型心筋症,心筋梗塞),左室収縮開始時の僧帽弁弁尖間距離の短縮(PQ時間延長),僧帽弁の接合不全(僧帽弁閉鎖不全症)で減弱する.完全房室ブロックで,I音の大きさが心拍毎に変化し時に強大なI音(大砲音)が聴かれるのは,左室収縮開始時の僧帽弁弁尖間距離が心拍毎に変化するためである

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バージャー病は閉塞性血栓性血管炎とも呼ばれ喫煙者に多い

 

感染性心内膜炎の,誘因(抜歯産婦人科泌尿器科的処置など),きたしやすい病態(弁膜症先天性心疾患など),起因菌(緑色連鎖球菌が最多.他に黄色ブドウ球菌腸球菌など),症状(感染症,急速に進行する心不全塞栓症状)は重要である.

 

Ⅱ音固定性分裂は、呼吸様式に影響されない幅広い分裂.ⅡA-Ⅱpの順で一定.心房中隔欠損症だけでなく,不完全型心内膜床欠損でもみられる.

・息を吸うとⅡ音の分裂は長くなる。

 

心囊液貯留では,心電図が低電位となる.

冠循環を循環した後の冠静脈血は冠静脈洞を介して右心房に還流する.

 

急性心筋梗塞の際,冠動脈が完全閉塞すると①T波の増高,②ST上昇,③Q波形成,④冠性T波(T波の逆転),⑤T波改善+Q波残存の順で時系列変化が生じる.この順番を覚えておき,回答する.語呂としてTESTEQT(T Elevation,ST Elevation,Q develop,coronary T:テステキューティー)と覚えるとよい

 

動脈管はインドメタシンに反応し収縮する.したがって,インドメタシンは未熟児動脈管開存症の治療薬として使用される.これによって動脈管開存症を呈する未熟児の救命率が高まった.

 

心臓の活動電位

①活動電位立ち上がり相(0相):電位依存性Na+チャネルの活性化による.

②オーバーシュート後の小さな下向きの振れ(1相):一過性外向きK+チャネルによる.

プラトー相(2相):電位依存性Ca2+チャネルの活性化による.この時期にCa2+が細胞内へ流入する.同時に,遅延整流K+チャネルが徐々に開口し始め,両者の均衡によりプラトー相が形成される.

④再分極相(3相):Ca2+チャネルが不活性化し,K+チャネルの活性化が優位となるため,膜電位は急速に静止膜電位へ向かう.

⑤静止膜電位相(4相):静止膜電位付近では内向き整流K+チャネルが常時開口しており,K+の平衡電位に近い電位に維持される.

急性心筋梗塞では,閉塞した冠動脈支配領域に一致した誘導でST上昇を示し,逆に鏡面像のST低下を示す誘導があるが,心膜炎ではST低下はない(aVRを除く).これは重要な鑑別点である. 
 
・閉塞性動脈硬化症とバージャー病の鑑別

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肥大型心筋症では,心筋線維が錯綜配列を示すことが特徴である.正常の心筋では心筋線維はほぼ並行に走行するが,肥大型心筋症では肥大した心筋線維が互いに交錯するように配列する.マクロでは左室自由壁に比較して心室中隔の肥厚が目立つ.これを非対称性中隔肥厚と呼ぶ.

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20210409サイアザイド系は遠位尿細管に効く・血性分泌を伴う代表的疾患は良性の「乳管内乳頭腫」・僧帽弁前尖の収縮期前方運動(SAM)は肥大型心筋症(HCM)・伝染性紅斑は発熱しない

・近位尿細管は、アセタゾラミド(炭酸脱水素阻害薬)の作用部位である.炭酸脱水素阻害によりNa,HCO3-を排泄する

・ヘンレループ上行脚は、フロセミド(ループ利尿薬)の作用部位である.Na-K-2Cl共輸送体を阻害する.

・遠位尿細管は、サイアザイド系利尿薬の作用部位である.Na-Cl共輸送体を阻害する.

・集合管は、スピロノラクトン(K保持性利尿薬またはミネラルコルチコイド受容体拮抗薬)や,バソプレシンV2受容体拮抗薬の作用部位である.スピロノラクトンはアルドステロンを阻害することでNa輸送チャネル発現を抑制する.バソプレシンV2受容体拮抗薬は水チャネル(アクアポリン2)を遮断する.

 

僧帽弁前尖の収縮期前方運動SAM)がみられたことから肥大型心筋症(HCM)と診断する.本症のほとんどは心室自由壁より心室中隔が厚くなる非対称性中隔肥厚ASH)を呈する.上部中隔壁肥厚が著明な場合には閉塞性肥大型心筋症(HOCM)となり,下部や心尖部近くの壁肥厚が著明な場合には非閉塞性肥大型心筋症(HNCM)となる.本症の約半数は家族内発症で常染色体優性遺伝の形式をとる.遺伝子変異は複数発見されており,横紋筋の収縮単位であるサルコメア:sarcomereを構成するタンパク質のいずれが侵されても生じる.

 

脂質異常症の薬物治療は,高LDLコレステロール血症にはスタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬),高トリグリセリド血症にはフィブラート系薬が中心である.

 

突発性発疹ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)によって乳幼児に発症する.3~4日間の発熱の後に解熱し体幹中心の発疹を呈する.

 

視力の記載方法は施設によって多少異なるが,代表的なものは以下の通りである.

①Vd:右眼,Vs:左眼の意味である.

②裸眼視力

③矯正視力

④矯正に使用した球面レンズ(単位ジオプター:D)

⑤矯正に使用した円柱レンズ(単位ジオプター:D)とその軸の角度.cylは円柱レンズ(cylinder lens)の意味である.

0.01以下の視力として,光覚弁(LP:光の明暗が分かる)・手動弁(HM:手の動きの方向が分かる)・指数弁(CF:指の本数が分かる)などがある.

 

20210408α2受容体は自律神経のシナプス前終末に分布・右下腹部腫瘤は立位で出現し臥位で消失する・アロプリノールはヒポキサンチンの代謝を抑制・乳腺の繊維腺腫は経過観察でよい・コデインは弱オピオイド・レジオネラはヒトヒト感染しない・女性のコレステロール値の生理的な変動として,妊娠時,閉経後は高値となる

α2受容体は自律神経のシナプス前終末に分布している.放出されたノルアドレナリンと結合することで,さらなるノルアドレナリンの放出を抑制する.また,Caチャネルの開口を抑えて脱分極を抑制する.

 

α1受容体は血管平滑筋に分布する

β3受容体は脂肪細胞に発現し熱産生などの基礎代謝に影響を与えている

β1受容体は心臓の洞房結節,心筋(心室筋や心房筋)に発現し,心拍数や収縮力を制御している.

β2受容体は血管平滑筋に分布し,Gタンパク質を介して血管平滑筋を弛緩させる.また,気管や腸にも分布し,気管支の拡張,消化管運動の抑制に働く.

 

卵黄腸管が接続している矢印の部位は中腸ループの頂点であり,卵黄腸管の遺残であるメッケル憩室は回盲部より数十cm口側の回腸に位置する.

 

中腸ループの頂点(卵黄腸管との接続部)は回腸にあり,この頂点を中心に中腸ループは回転する.このような生理的臍帯ヘルニアの状況では,中腸ループの頭方脚(十二指腸の遠位部~中腸ループの頂点まで)は下方に,尾方脚(中腸ループの頂点~横行結腸)は上方に位置する(下図参照).やがて,腹腔容積が増大して頭方脚がさらに回転しつつ腹腔内に復帰し,次いで尾方脚が復帰する.メッケル憩室は卵黄腸管の遺残で,成人の回盲部より数十cm口側の回腸に位置する.また中腸ループの回転異常や腹腔への復帰異常により,様々な中腸に由来する消化管の位置異常が発生する.

 

ビタミンD3(コレカルシフェロール)は皮膚で紫外線により生成される.皮膚で生成されたビタミンD3(コレカルシフェロール)は肝臓でC25をヒドロキシ化され,25-ヒドロキシコレカルシフェロール(カルシジオール)となり貯蔵される.25-ヒドロキシコレカルシフェロール(カルシジオール)は腎臓で代謝され,活性型ビタミンD(1,25-ジヒドロキシビタミンD3,カルシトリオール)となる.活性型ビタミンDは,腸管に作用してCa2+の吸収を促す.また,腎臓でカルシウム再吸収を促進する.破骨細胞にも作用して骨吸収を促進することにより,血中Ca濃度を上昇させる.

 

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レジオネラ肺炎はレジオネラ属菌を吸入することで発症する肺炎で,近年,温泉,循環式浴槽を感染源とする症例,院内感染事例が報告され注目されている.4類感染症に指定されており,診断が確定した場合には直ちに最寄りの保健所に届け出る義務がある.

麻酔前投薬

①鎮静薬,鎮痛薬→目的:不安を取り除き,術中の麻酔量を減らす.

ベンゾジアゼピン抗不安薬モルヒネ

②副交感神経遮断薬→目的:迷走神経反射の抑制,口腔内の分泌を減らす.

(硫酸アトロピン,スコポラミン)

③制酸薬→目的:胃酸分泌量の減少,酸度の低下により誤嚥性肺炎を予防する.

(H2ブロッカー)

 

女性のコレステロール値の生理的な変動として,妊娠時,閉経後は高値となる

 

がん疼痛治療に用いられる主な薬剤

薬剤群

代表薬

オピオイド鎮痛薬

アスピリンアセトアミノフェンイブプロフェンインドメタシン

オピオイド

(軽度から中等度の強さの痛みに用いる)

コデイン

オピオイド

(中等度から高度の強さの痛みに用いる)

モルヒネフェンタニル

 

乳腺線維腺腫に対する治療が問われている.乳腺線維腺腫は良性腫瘍で,悪性化することはほとんどないので,経過観察が勧められる.

 

アロプリノールは痛風高尿酸血症の治療薬である.ヒポキサンチンの構造異性体で,キサンチンオキシダーゼの阻害活性を有し,ヒポキサンチンからキサンチンの産生を阻害することで尿酸の産生を抑制する.

 

鼠径ヘルニアは鼠径靱帯頭側で鼠径部に脱出するヘルニアであり,腹部ヘルニアの80〜90%を占める.腹圧に大きく影響されるため,立位時・歩行時に鼠径部の膨隆・腫脹を認め,仰臥位にて消失する.大部分は身体診察立位)のみで診断がつき,手術適応を決定できる.通常,ヘルニアは圧迫により還納されるが,還納されないものをヘルニア嵌頓といい,血行障害を伴うものと伴わないものがある.

20210404アクチンフィラメントは最も細い・建物の下敷きならクラッシュ障害・欠神発作は突然の意識消失と意識回復・ミオクロニー発作は光による動機・尿細管性アシドーシスはAG一定・hCGは栄養膜合胞体細胞で産生・胃の副細胞が粘液を分泌・食道には粘膜筋板がない・細網線維は鍍銀染色で黒染する・オリゴデンドロサイトはミエリン稍を作る・カテコラミンはGたんぱく7回膜貫通型で伝達

細胞骨格の中で,アクチンフィラメント(マイクロフィラメント)と微小管(マイクロチュブル)は全ての細胞で共通であるが,中間径フィラメントを構成するタンパク質は細胞の種類により異なる.上皮系細胞ではケラチン,間葉系細胞ではビメンチン,筋肉ではデスミン,神経系細胞ではニューロフィラメント,グリア系細胞ではGFAP(glial fibrillary acidic protein;グリア原線維酸性タンパク質)が発現している.なお,核膜を裏打ちして核構造を安定させるラミンも中間径フィラメントに分類されている.

 

細網線維は,鍍銀染色で黒染するので,銀好性(好銀性)線維ともいう.細網線維の埋まっている糖タンパクはPAS染色で染まる.

 

オリゴデンドロサイト(希突起膠細胞)は神経膠細胞(グリア細胞)の一つで,中枢神経系において髄鞘(ミエリン鞘)を作る.髄鞘はオリゴデンドロサイトの膜状の突起が,神経線維の周りに同心円状に何重にも巻き付いたものである.髄鞘を有する神経線維を有髄神経線維と呼ぶ.

末梢神経系ではオリゴデンドロサイトの代わりに,シュワン細胞の突起が神経線維の周りに巻き付いてシュワン鞘を作る.

 

カテコラミンは,ドパミンノルアドレナリン,アドレナリンのことであり,これらの受容体はすべて7回膜貫通受容体である.この時の細胞内シグナル伝達を答える.
 
ホスファターゼ活性をもつ受容体には,白血球表面に発現しているCD45タンパク質がある
 
グルコースラニン回路
 
ナイーブT細胞は活性化において,CD28からの刺激に大きく依存している.成熟樹状細胞はMHCクラスⅡ分子だけでなくCD28のリガンドであるB7分子も高発現しているため,ナイーブT細胞活性化能が高いという点も重要である.
 
ミトコンドリア病に共通するものとしては,四肢の筋力低下低身長感音性難聴知能低下糖尿病がある.血液・髄液所見としては,乳酸上昇ピルビン酸上昇CK上昇がみられる.
 
厚みの差はあるが,食道以下の消化管にはすべて粘膜筋板が存在する.胆囊も粘膜筋板を欠く.食道は漿膜を欠くため癌は周囲に浸潤しやすい.
 
主細胞は,消化酵素ペプシンの前駆体であるペプシノゲンを分泌する
壁細胞は,胃酸,内因子を分泌
副細胞は,粘液を分泌し,粘液は胃粘膜表面を覆って保護する.
 
ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は栄養膜合胞体細胞で産生される.
莢膜細胞はLH受容体をもち,LH刺激によりコレステロールからアンドロゲンを合成する.
顆粒膜細胞はFSH受容体をもち,FSH刺激によりアンドロゲンからエストロゲンを合成する.
hCGは黄体の分解を抑制し,プロゲステロンの分泌を継続させる.
 
尿細管性アシドーシス(遠位型,近位型)では,アニオンギャップ正常代謝性アシドーシスを認める.アニオンギャップ=[Na]-([Cl]+[HCO3]),正常値12±2である.血漿重炭酸イオンは低下し,血漿クロールイオンは増加する
偽性アルドステロン症は,アルドステロン分泌低下を認めないにもかかわらず,高K血症,高Cl性アシドーシスなどのアルドステロン分泌不全を疑わせる症状を呈する遺伝性疾患である.ENaC遺伝子異常により,腎尿細管でのアルドステロンの作用不全を呈するⅠ型と,WNK遺伝子異常により,腎尿細管でのK排泄障害を呈するⅡ型に分けられる.Ⅰ型は塩類喪失による脱水,ショックを認めるが,Ⅱ型では認めない.
 
・Batter症候群は、ヘンレループがやられRAA亢進。レニンとアルドステロンどっちも上昇する
・Liddle症候群は、集合管がやられRAA低下。レニンもアルドステロンも低下する。
 
欠神発作は小児期発症,けいれんのない5〜10秒の意識消失が特徴.発作時脳波は3Hz棘徐波である.
 
表面が不整,一部に潰瘍形成,白斑病変があるなら、喉頭がんかも
Darier(ダリエー)徴候を理解する.皮疹部に機械的刺激を加えると,同部に膨疹が生じる現象である.皮疹部以外ではみられない点が,隆起性皮膚描記症と異なる.Darier徴候は機械的刺激により,皮疹部に存在する肥満細胞が活性化し,ヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され膨疹を生じる.肥満細胞症に特徴的であり,機序を知っていれば解答できる
 
クラッシュ症候群(挫滅症候群)とは,建物の倒壊などで四肢の筋肉に長時間圧迫が加えられ,その圧迫から解放された後に起こる全身障害を指す.壊死した細胞から大量の細胞内成分が漏出し,高K血症ミオグロビン尿,急性腎不全,心不全などの症状を起こす.高K血症時の心電図所見はT波増高,テント状T波,P波の減高・消失,PQ間隔の延長,QRS幅の延長などを示す.細胞外液のカリウム濃度増加は静止膜電位の脱分極をもたらし,その結果活動電位の立ち上がり速度が減少する.そのため,心臓内での興奮伝播が遅くなりPQ間隔やQRS幅が延長するのである.また,T波が増高するのは,細胞外液のカリウム濃度増加によって,心室筋の活動電位幅は短縮し一斉に再分極するためである.